- ブログ・施術例 -
- 爪甲鉤彎症の変化を1年3ヶ月追った症例。フットケアサロンランカの「爪トラブルリカバリーケア」 -
こんにちは。フットケアサロンランカの松崎です。
当店では巻き爪だけでなく、爪が厚く盛り上がる「爪甲鉤彎症(そうこうこうわんしょう)」のケアに通われているお客様が多くいらっしゃいます。
今回は、1年3ヶ月の継続ケアで見られた爪の変化をご紹介します。
掲載している写真は、実際に当店で撮影した経過記録です。
爪甲鉤彎症は、爪の厚みが増したり、乾燥や色味の変化が出たりと、見た目だけでなく靴に当たることで痛みが出るケースもあります。
原因はさまざまで、爪の生え方や歩行の癖、骨の向き、乾燥など複数の要因が影響していることもあります。
フットケアサロンランカでは、その方の爪の状態を見ながら、無理のない範囲で少しずつケアを重ねていくことを大切にしています。
⸻
■ ランカの「爪トラブルリカバリーケア」の内容
当店が行う爪甲鉤彎症ケアは 「爪トラブルリカバリーケア」 と呼んでおり、以下の内容を中心に施術しています。
• 爪の余分な厚みを丁寧に削る
• 後爪郭(こうそうかく)の掃除
• 浮いている爪を安全にカット
• “末節骨を下げる”ためのテーピング
• ホームケアのアドバイス(テーピング・ネイルオイルでの保湿)
後爪郭は爪の生え際部分の溝で、新しい爪が伸びてくる通り道のような場所です。
ここが詰まっていると爪がまっすぐ伸びにくくなることがあるため、丁寧に整えることがとても重要です。
また、末節骨を下げる目的のテーピングは、根元の爪が前に押し出されにくくなるため、爪が適切な方向に伸びやすくなるサポートになります。
ホームケアとしては、テーピングとネイルオイルによる保湿をお客様にお願いしています。
爪が乾燥すると厚く・硬くなりやすいため、日々のケアが爪の柔軟性を保つうえで役立ちます。
⸻
■ 技術者向け講習を行う専門性の高さ
フットケアサロンランカでは、同業の施術者向けに 「爪トラブルリカバリーケア講習」 も開催しています。
爪の構造理解、削る深さの見極め、安全性など、専門性の高い技術が必要なため、技術者に指導できるレベルの施術を提供しています。
症例数も多く、爪甲鉤彎症で長く悩まれている方からのご相談を日々いただいています。
⸻
■ 通っていただくペースと施術時の様子
ご来店のペースは 2〜3ヶ月に一度 の方が多いです。
爪の伸びるスピードや厚みには個人差があるため、状態に合わせてペースを調整していきます。
施術は痛みを感じにくい方法で行い、
「怖かったけれど思ったより全然平気でした」
と安心されるお客様が多いです。
無理に削ったり力を加えたりすることはありませんので、初めての方でもご安心ください。
⸻
■ 爪に違和感がある方へ
爪が分厚い、黄ばみが気になる、靴に当たって痛い、伸び方が気になるなどの症状がある場合は、一度状態を確認することでケアの方向性が見えてきます。
長期間悩まれている方も多く来られていますので、
似た悩みを抱えている方はお気軽にご相談ください。
フットケアサロンランカでは、お客様一人ひとりの爪の状態に合わせた丁寧なケアでサポートいたします。

